はじめに

「家族を持つ」ということは、どういうことなのでしょうか。

「何のために」、人は家を建てるのでしょう。

こんな当たり前のことを当たり前すぎて多くの人が忘れてしまっているような気がします。もちろん、答えは「家族の幸せのため」ということは言うまでもありません。つまり家造りとは幸せのための手段なのです・・・目的ではなく。その当たり前の答えを求めて今回の本は企画されました。

一見まったく違う家造りをしている3社と12組のご家族です。リーズナブルながら完全自由設計で岡山に旋風を巻き起こした「アイムの家」。家づくりの過程をいかに楽しむかをコンセプトにした「DIYホーム」。機能+デザイン、暮らしに潤いを与えるデザインを大切にしている設計集団「3.3/Design」。

しかし、よくあるハウスメーカーの紹介ではありません。

そこに暮らす家族に焦点を当て、それぞれのご家族の幸せの手段として求めた「家」選びを、ご自身の参考にして欲しいという思いからです。

幸せの形やアプローチは十人十色です。

選択肢は違っても根底にある目に見えない価値観は暮らす側も造る側もみな同じなのです。目に見える違いの根底は、実は同じものなんだということを感じていただければと思います。登場して頂いた12組のご家族と同じ価値観を持つ友人アイム・コラボレーションの石橋さん、小川建美の小川さんと共に、この本を贈ります。

「みなさまの幸せのために。」

2007年9月15日

代表発起人 橋本光一